お財布を拾った経験のある方に質問です。
「その後どんな行動をとりましたか?」
2015年にイギリス東アングリア大学で行われた
「正直さの実験」
では日本が最も正直な国という結果が出たそうです。
『世界一正直な国【日本】東京の街中で50回財布を落としたらどうなるか』
という実験を試みたジェーソンフレークさんの【動画】を参考にかんたん英会話を学んでみましょう。
ジェーソンフレークさんの動画とともに
- 便利な7つの英会話フレーズ
- 解説
- 応用フリートーク英会話
- 日本と海外で落とし物を拾った実体験【英会話】
をご紹介したいと思います。
楽しみながら何度でも繰り返しリスニングしたり音読練習したりできるのが魅力の動画です。
取り上げたジェーソンフレークさんの発言英会話の横( )内に音声の再生時間帯を表記していますので参考になさってください。
出典:YouTube
- Jason Flake: “This is Jason Ray Flake.”(0:14)
- Jason Flake: “I wanted to know what would happen if I dropped my wallet 50 times in the most honest country in the world.”(0:17)
- I wanted to know what would happen if I (過去形).
- 回数表現:50 timesは50回
- the most honest country in the world
- フリートーク英会話:”A Japanese comedian, Samma Akashiya is the funniest man in the world. He is a genius; in other words, he is a lol monster.”
- フリートーク英会話:”When I was little, I read about a book about Honest Abe. He was the most honest man in the world! Honest Abe was a nickname of Abraham Lincoln.”
- フリートーク英会話:”You are the most beautiful woman in the world! Will you marry me?”
- フリートーク英会話:”He is the most handsome actor in the world! I am sure that he is a box-office actor.”
- Jason Flake: “I went to Japan, walked through the streets of Tokyo and I dropped my wallet 50 times to see how many people would return it.” (0:33)
- Jason Flake: “Inside this wallet, I had a driver’s license, a business debit card, a train ticket, and five thousand yen.”(0:34)
- Jason Flake: “Here we go!”(0:48)
- Jason Flake: “So it’s Shibuya crossing.”(5:38)
- Jason Flake: “As you see, there’s a lot of people crossing.”(5:40)
- 落とし物を拾った実体験のおはなし “Actually, I also found some cash and a wallet on the street. Guess what I did later on!”
- まとめ
Jason Flake: “This is Jason Ray Flake.”(0:14)
「ジェーソンレイフレークです」
動画の中ではほとんど音が消えて、彼のミドルネームである「Ray」はほとんど聞こえなくなっています。
耳を澄ますと「ぅれ」という音だけが若干聞こえます。
速すぎて「り」Leeという音にも聞こえますね。
自己紹介で名前を述べるのに
「I am」や「My name is」でもなく「This is」を用いています。
「This is」の方が、より実況的な雰囲気が感じられます。
電話対応は「This is~.」
「This is~」は電話をとって名乗る際にも用いることができるフレーズです。
「もしもし、~です」は
「Hello. This is Mary.」と名前を「This is」の後に入れて使います。
電話で「Can I talk to Mary?」
と聞かれて、電話にMaryさん本人が出ている場合は
「私ですけど」は「This is she.」と言います。
人を紹介するときにも便利な「This is~」
家族を紹介するとき例えば
「うちの息子です」は
「This is my son.」
学生の時に、学校の教科書に
「This is a pen.」
と見かけたことがありましたが、
「これはペンです」
という例文と和訳を見て、子供ながらに
『一体いつどこで使う英会話なん?
子供でもペンなら見ればわかるやろ?
This is a pen.てそんな・・・
そりゃ、宇宙人と話す機会があれば使うかもやね。
This is~・・・ってどうせなら
もっと実用的なセリフを学校で教えてほしいわ!!!』
といろんなことが頭をよぎっていた授業中。
Jason Flake: “I wanted to know what would happen if I dropped my wallet 50 times in the most honest country in the world.”(0:17)
「世界で一番正直な国で財布を50回落とすとどうなるか知りたかったんだ」
I wanted to know what would happen if I (過去形).
「~するとどうなるか確かめたかった・知りたかった」
回数表現:50 timesは50回
1回 once
2回 twice または two times
3回以上になるとぜ~んぶ「数字+times」で回数表現
3 times, 4 times, 5 times, 6 times, 7 times, 8 times, 9 times, 10 times….100 times
the most honest country in the world
「世界で最も正直な国」
フリートーク英会話:”A Japanese comedian, Samma Akashiya is the funniest man in the world. He is a genius; in other words, he is a lol monster.”
意訳「日本のお笑い芸人の明石家さんまさんは世界で最もおもろい芸人やと思う。彼って天才、ていうか、お笑い怪獣やわ」
genius=天才
in other words=言い換えれば、ていうか
lol=laughing out loud=爆笑
フリートーク英会話:”When I was little, I read about a book about Honest Abe. He was the most honest man in the world! Honest Abe was a nickname of Abraham Lincoln.”
意訳「子供のころ正直者のエイブの本を読んだんだ。彼は世界で最も正直な男だった。オネストエイブというのはリンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領Abraham Lincoln)のニックネームだった。」
フリートーク英会話:”You are the most beautiful woman in the world! Will you marry me?”
「世界で最も~だ」はこんな誉め言葉でも使えますね。
「君は世界で最も美しい女性だよ。僕と結婚してください。」
映画の1シーンで言われてそうなセリフです。
フリートーク英会話:”He is the most handsome actor in the world! I am sure that he is a box-office actor.”
「彼は世界で一番かっこいい俳優だと思うよ。出演映画は間違いなくヒットするしね。」
I am sure that S(主語) V(動詞)
SがVするのは間違いないよ
a box-office actor
大ヒット映画の俳優
Jason Flake: “I went to Japan, walked through the streets of Tokyo and I dropped my wallet 50 times to see how many people would return it.” (0:33)
意訳「日本に行って、東京を歩きながら通りで財布を50回落としてみたら、何人の人が拾ってくれるかって実験してみたよ。」
to see
「確認するために」
フリートーク英会話: “My friend and I went to France, walked through the Promenade des Anglais. We enjoyed the picturesque view of the Mediterranean coast of Nice. The trip to Nice was nice.”
意訳「友達とフランスに行って、プロムナード・デ・ザングレを一緒に歩いてみた。地中海のニースの海岸沿いは絵葉書みたいな風景が広がっていて素敵だった。ニースの旅はナイス!」
このように、『誰と、どこに行って、何をして、どう感じたか』を英会話で3センテンスくらいにまとめられたら雑談フリートーク完成です。
Jason Flake: “Inside this wallet, I had a driver’s license, a business debit card, a train ticket, and five thousand yen.”(0:34)
「財布の中には、運転免許証にデビットカード、切符、それから五千円を入れておいたんだ」
この表現は万が一、海外でお財布を落としてしまった時に活用できるフレーズなので自分バージョンに置き換えたものを覚えておくと便利です。
以下のようなフレーズで使えるように練習してみるといいですね。
フリートーク英会話:(At the police station) Excuse me, I lost my wallet. Inside the wallet, I had a driver’s license, 3 credit cards, a health insurance card, and ten thousand yen.
「(警察署にて)すみません、お財布をなくしてしまったんです。財布の中には、運転免許証、クレジットカード3枚、健康保険証、それから一万円が入っています。」
Jason Flake: “Here we go!”(0:48)
「さあ行ってみよう」
“Here we go.”のように『Here』を用いた似たようなフレーズをご紹介します。
フリートーク英会話 Here we are!
「さあ着いたよ」
フリートーク英会話 Here you are.
「はいどうぞ」
フリートーク英会話 Here you go.
「はいどうぞ」(Here you are.よりカジュアルな雰囲気)
Jason Flake: “So it’s Shibuya crossing.”(5:38)
意訳「さてと渋谷の交差点に来てみたよ」
crossing / pedestrian crossing 交差点
Jason Flake: “As you see, there’s a lot of people crossing.”(5:40)
意訳「ご覧の通り、人がたくさん行き交っているよね」
文法的には正解は There are a lot of people crossing.ですが・・・こういう時もあります。
As you see のフレーズに can を加えて
As you can see,
という場合もあります。
フリートーク英会話 “As you see, there are a lot of people waiting in line in front of the restaurant.”
「見ての通りレストランの前には行列ができてますよ。」
フリートーク英会話 ”You dropped your wallet.”
「お財布落とされましたよ~」
海外で落とし物発見した時のこと
街中を歩いていた時のことです。
前方を歩いていたおしゃれな高齢のご婦人がひらりとハンカチを落としていきました。
もちろんそのまま気づかずに歩いていきました。
Ma’am, you dropped your handkerchief.
おばさん、ハンカチを落とされましたよ
と呼び止めて走って持っていくと、たいそう喜んでいました。
Oh, thank you, dear.
あらまぁお嬢さんありがとね
と言ってくれたのをよく覚えています。
落とし物を拾った実体験のおはなし “Actually, I also found some cash and a wallet on the street. Guess what I did later on!”
意訳「実は私も『現金』やら『お財布』やら拾ったことがあります。その後の行動はいかに?」
『お財布を拾った経験のある方、その後どういう行動をとりましたか?』
という冒頭に投げかけたこの質問ですが、実は私もお財布もお金も拾ったことがあります。
そのお財布もお金も、周囲に持ち主が見当たらなかったので、その日のうちにすぐに警察署に届けました。
1度や2度ではなく、日本でも海外でもこれまでに何度となく落とし物を拾ったことがあります。
ちなみに日本では、落とし物を拾って警察署に届け出てから3ヶ月経過しても持ち主が現れない場合は、拾った人がその取得権利を得られます。
ということで、私自身は現金を拾った際に持ち主が現れなかったので3ヶ月後に全額いただくこととなりました。
落とし物を届ける際にはどこで何時ごろ拾ったかなど詳細を警察で聞かれるため、すぐにスマホを取り出して落とし物とそれを拾った付近を写真におさめてから警察に届け出るようにしています。
と同時に、グーグルマップを立ち上げて現在地を表示させてそのマップ情報をスクショしておきます。
こうしておくことで、警察署で『実際に落とし物を拾った時刻が刻まれた現場の写真と地図』を同時に見せることができるので便利なわけです。
これには警察官も「わかりやすいです。助かります。」と言っていました。
他に気を付けたいのは、3ヶ月たって万が一落とし物の持ち主が現れずして、引き取りを希望していたら必ず自ら警察署に出向く必要があるということです。
「持ち主が現れなかったので現金取りに来てくださいね~」などとご親切に警察からは連絡は一切こないです。
しかも取得できる期間が設定されるため、その期間を超えてしまうと引き取りに出向いたとしても受け取ることはできずに落とし物はそのまま処分破棄されます。
とはいえ現金は破棄するのかどうか気になったのでたずねてみたら現金は警察で廃棄せずに回収するそうです。
ある時友人から「警察に届けんともらっとけばいいのに!」と言われたことがあるのですが、私が届ける理由はただ一つ。
そんな落とし物をしてしまった人が・・・もしも。
もしも自分の親だったら、
もしも兄弟姉妹だったら、
子供だったら、
遠い親せきや、
友人知人だったら・・・
きっと困っているはず。
そんなふうに想像できるので、落とし物は必ず届けるようにしています。
海外でお財布や現金を落とせば戻ってくる確率は限りなく低いため、貴重品管理にはくれぐれもご注意ください。
一人でも多くの善意が集まって世界中で落とし物で困る人がいなくなるそんな世の中になるといいですね。
まとめ
『世界一正直な国【日本】東京の街中で50回財布を落としたらどうなるか』という実験を試みたジェーソンフレークさんの【動画】を参考に解説をつけて英会話をご紹介しました。初心者向けに楽して楽しく学べる英会話コンテンツを他にもアップしていますのでぜひご活用ください。
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