「テキストや単語帳を片手にがんばってみたけど英会話の勉強が長続きしなかった」
そんな方におすすめなのが洋画でラクして楽しみながら学ぶかんたん英会話です。
お忙しい方でも無理なくサクッと確認、リスニング、音読練習できるように、ご紹介するセリフの動画シーンの再生時間帯を記載しています。
それぞれのセリフ紹介下にある動画から映像と音声は確認してください。
『かんたん英会話365』は
世界中の子供たちの教育格差是正を願う
語学のプロ講師(Noel先生)運営
英会話学習サイトです
今回はアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「ターミネーター2」から【少年時代のJohn Connorのセリフ】と応用英会話をご紹介します。
ジョン・コナー
出典:YouTube
洋画で英会話学習3つのメリット
- 楽しく観ながら何度もリピート再生できる
- 印象的な場面と会話が結びつくことで記憶に残りやすい
- さらに簡単な会話フレーズを音読練習することで①語彙力②発音アクセント③会話力④リスニング力向上。
セリフ再生速度変更の仕方
出典:YouTube
Youtubeでは、右下の歯車マーク部分で再生速度や字幕スーパーの変更調整が可能です。
翻訳機能もついていますが不自然な日本語訳になっていることも少なくありません。
オリジナルスピードは速めなので、最初は0.75以下に再生速度を落としながら一緒に音読練習やリスニング練習、徐々にスピードアップするのがおすすめです。
「たまには笑って」(02:11)
“Smile once in a while.”
出典:YouTube
ターミネーターに笑顔の仕方を教えるジョンコナー少年のセリフ。
そのあとのぎこちないアーノルドシュワルツェネッガーの笑顔の演技すばらしい!
ソフトな命令文とハードな命令文の使い分け
“Smile once in a while.”は
Smileという動詞からスタートしている命令文になりますが、
ニホンゴの「命令」文という響きほど命令的な雰囲気はありません。
センテンスの内容によるところがあります。
例えば
- Help yourself to the cookies.
- Enjoy your trip.
- Keep in touch.
すべて命令文になりますが、英会話の内容をみてみると
- クッキーをどうぞ召し上がれ
- 旅行を楽しんできてね
- 連絡取り合おうね
など肯定的な感じ、かつ相手にとって良いこと、ソフトで優しい雰囲気、そのような内容なので「命令文」だからといって必ずしも命令的、威圧的な雰囲気は感じられませんね。
命令文だからちょっと丁寧にしないと・・・と感じて
なんでもかんでもpleaseを入れていいというわけでもありません。
- Help yourself to the cookies,
please. - Enjoy your trip,
please. - Keep in touch,
please.
please を上記の文章に入れると逆に不自然な感じがします。
このように命令という名のつく命令文ですが日常的にソフトに普段使いすることができます。
一方で
- Get down.
- Hands in the air.
- Run.
上記の例文は
- 伏せろ
- 手を挙げろ
- 走って
などは内容的にも急を要する、非常に緊迫感があるセンテンスなので、まさに「ザ・命令文!」という感じがしますよね。
というわけで、命令文はソフトな印象の英会話にも、ハードな内容のものにも、どちらにも使うことができます。
once in a while「時々・たまには」を用いてフリートーク英会話
- He comes here once in a while.
彼は時々ここにやってくる - Our teacher gives us a pop quiz once in a while.
先生は時々抜き打ちテストをする - Give me a call once in a while.
たまには電話してね
「ほらあそこの人見えるだろあれが『笑顔』だよ」(02:30)
“See that guy over there, that’s a smile.”
See that guy over there?のSeeの前のCan youが省略された形のフレーズ
もともとのセンテンスは
Can you see that guy over there?
同じ「見る」という意味の「look」とは異なり、「see」は「意識しなくても自然に見る・目に入ってくる」という雰囲気があります。
もしあそこの人に注目して「見てよあそこの人!」と言いたい時は「see」の代わりに
“Look at the guy over there.”
となります。
seeを使ったフリートーク英会話
- なるほど
I see. - また後でね
I will see you later. / See you later. - パスポートを見せてください
May I see your passport? - あそこのシーソーを見てよ
Look at that seesaw over there. - ほらね?・でしょ?
See?
「いいんじゃない」(02:54)
“That’s good.”
応用英会話
“That’s good.”を応用していろいろ感想がのべられます。
- That’s nice. いいね
- That’s fantastic. すてきね
- That’s wonderful. 素晴らしいね
- That’s awesome. すごいね
- That’s cool. かっこいいね
- That’s beautiful. きれいね
「鏡の前とかで練習したらいいかもね」(02:55)
“Maybe you could practice in front of a mirror or something.”
語彙解説
- maybe たぶん
- practice 練習・練習する
- in front of ~の前に
- or something ~とか
鏡の前で音読練習
笑顔だけでなく暗唱を行う時にも、鏡の前で自分の姿を見ながら練習もいいですね。
意外に、鏡の前だとことばとして出てきにくかったりします。
ちょっとハードルをあげて英会話のトレーニングをしたい人は鏡の前で起立した状態で練習、さらに負荷をかけるならステップも踏みながらの鏡の前での暗唱練習は語学トレーニングにもおすすめです。
ディズニー映画の製作スタッフもデスクに鏡を置いて自ら笑顔や表情を作ってそれを確認しながら原画を描いているそうですが鏡の力、いろいろ活用したいですね。
「フライドポテトいる?」(03:03)
“Want some of my fries?”
fries = French fries フライドポテト
Do you want some of my fries?のDo youが省略されたパターン。
「何か手伝おうか?」(03:16)
“Need any help?”
Do you need any help? のDo youが省略されたパターンです。
応用英会話
ファーストフードのお店で必ず聞かれるフレーズといえば
「ご注文の品は店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」
ニホンゴで言うとこんなに長いセリフなのに・・・
英語でいうと
“Here or to go?”
英会話では1秒かからずして発声されますし単語4つだけというのもおもしろいですね。
答え方は
Here, please.(店内で食べます)
To go, please.(持ち帰ります)
その時に
「フライドポテトのLサイズをお願いします」は
Large fries, please.
s(エス)・m(エム)・l(エル)ではなく
- small(スモール)
- medium(ミディアム)
- large(ラージ)
それぞれのサイズを省略せずに伝えます。
まとめ
これまで英会話の勉強をがんばってみたけど続かなかった人も映画を楽しみながら生きたセリフを学習することで英会話のハードルが少し低くなり気軽に外国語と親しむきっかけになればうれしいです。他にも英語学習にお役立ち記事をアップしていますのでぜひご活用ください。
Thank you so much! I hope you enjoy learning English. Just like him, I’ll be back!
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